福井市美山町の白亜紀前期(約1億4千万~約1億年前)の地層から、イグアノドン類に属する鳥脚類など3種類の恐竜の足跡化石計5個が見つかった、と福井県立恐竜博物館(同県勝山市)が28日発表した。恐竜の足跡化石としては、西日本で最古級のものという。
県内に住む化石愛好家の小学校教諭が昨年4~11月、美山町を流れる足羽川の河川敷で見つけ、同博物館が鑑定した。その結果、イグアノドン類と判明したものと種類不明の鳥脚類2個(長さ199ミリ、幅151ミリ)▽獣脚類1個(長さ69ミリ、幅不明)▽竜脚類2個(長さ不明、幅約300ミリ)――の3種類の恐竜の足跡化石計5個と、鳥類(長さ38ミリ、幅53ミリ)の足跡化石1個と判明した。
発掘されたのは白亜紀の「手取層群」と呼ばれる地層で、隣接する同県勝山、大野両市でもこの地層から恐竜の骨化石などがこれまで多数見つかっている。
同博物館によると、国内では、長野県や福島県でジュラ紀(約1億9500万~約1億4千万年前)の地層から恐竜の足跡化石が見つかっているが、今回の発見はこれらに次ぐ古さで、1カ所から3種類以上の足跡化石が発見されるのは全国で3例目という。
同博物館の東洋一副館長は「手取層群における恐竜の生息分布や種類を解明する上で、貴重な資料」と評価している。(西山明宏)
足跡ハンター、お見事-。福井市美山町の足羽川で恐竜の足跡化石を見つけたのは若狭町瓜生小学校教諭の島田正樹さん(45)。恐竜化石の発掘に二十年近く携わってきたアマチュア発掘家で、鍛え抜かれた眼力は“隠れたお宝”を見逃さなかった。
「これはまさか」。昨年四月、移動中に通り掛かった足羽川の河川敷。大きな岩石が転がっているのが気になり、車に常備しているハンマーで割ってみた。岩石のかけらに、見慣れた模様が写っていた。さらに同じ石を割るともう一つ別の種類が。「間違いない。恐竜の足跡だ」
根っからの地質好き。新任教師時代から、採取した化石標本について話し合うなど県立恐竜博物館の東洋一副館長(当時・県立博物館学芸員)と交流があり、一九八九年に始まった県の第一次恐竜化石発掘調査に誘われた。
東副館長に「足跡探しの達人」と言わしめるほどの腕前。勝山市や富山市の発掘現場でこれまで百点以上を見つけてきた。「ちょっと大きな石を見ると無性に割りたくなる」
瓜生小では五、六年生の理科を担当。実は、恐竜博物館の鑑定を受ける前に、教え子たちに化石を披露した。「これは恐竜の足跡なんだよ」。信じている子は少なかったけど、伝えたかったことがあった。「理科は、外に出て体感することから始まるんだ」
(谷悠己)
雨が降りましたが、
現場では全く降らず、
涼しい現場見学になりました。
魚鱗も採取出来ましたが、
博物館行きになりました。
残念
参加者の見つけた、
恐竜の骨
4回参加して、
初めて生の骨を見、触って来ました。
終了15分前。これです。
何だか解りますか?
大阪から来られた、
恐竜の歯の化石です。
凄いですねぇ
オマケで私も骨の破片を、
10分前に見つけましたが、保存状態は最悪。
博物館も要らないと言われました(泣)
とにかく、この見学会では恐竜の骨が出る
凄いぞ
と、書いてねと言われたので書いときます。ね
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